SeaMonkey for WindowsでもFlash Playerがクラッシュ。

今回のお話もMacユーザーには関係ございません。

PC Windows7 SP-1での問題です。

Web関係のお仕事をしていたり、趣味でも関心を持って

HPを検証しているユーザー以外は使わないのではないかと思う

レア・ブラウザSeaMonkeyについてです。


ユーザーが少ないとはいえ、けっこう高速ブラウズしてくれるし、

なんといってもオールインワン・スウィートブラウザとしてはこれ以上高機能なブラウザを

使った事がないという高機能ぶり。

DOM inspectorなんていうツールがブラウザに付いていてWebページの

HTML記述のブロックをひっ捕まえて来て簡単に種明かしをしてくれたり、

Composerというオーサリングソフトが付いてくるからこれまたスゴイ。

 (ホームページビルダー・Dreamweaverみたいなもの。

当然だけどビルダー・DWほど高機能ではないけどね.....。)

SeaMonkeyならばプロファイルの切り替えも

ツールメニューから出来ます。しかも日本語で使いやすいのです。

GNUのKompozerというオーサリングソフトと日本読みすれば

同じコンポーザーで似ていますが、こちらはCで始まるComposerです。


SeaMonkey.jpサイト

http://www.seamonkey.jp/

 

なんかセキュリティーソフトのFireWall機能が関係しているみたい。

 

先日、SeaMonkeyでYouTubeを見ようとした時の事、ついこの前Firefox6で

FLash Playerが落ちて困った状態と同じ現象になってしまった。

SeaMonkeyもFirefoxと同じMozillaプロジェクトのブラウザだから

Adobe Flash Playerと一緒に心中しないようにplugin-container.exeが組み込まれている。

また面倒くさい事をしないといけないのかなあ?インストールのし直しかなあ?

なんて思ってFlash Playerが落ちた直後にタスクマネージャーを起動して

何のソフトが動いているのかを調べてみた。するとそこに意外なソフト名を発見。

その名も「PC Tools Firewall Plus 7.0.0.111」

実は一・二ヶ月ほど前からPC Tools Firewall Plusのファイアーウォール機能が起因して

YouTubeが視聴途中でローディング状態になり、一度ローディングに入ると復帰するのに

とんでもない時間が掛かるので事実上使う事を止めていたのです。

ですから、PC Tools は、オフにしてある状態でファイアーウォール機能は、

AVGインターネットセキュリティー2011のファイアーウォール機能が有効になっているだけ

と思っていたのですが、アレ!摩訶不思議なのか、ファイアーウォールソフトとはこういうものなのか

ソフト自体を起動させなくてもタスクマネージャーのプロセスを見ると下の画像のようにPC Tools関係のFWService.exe がせっせと仕事をしている事が分かります。

 

 

 そこでPC Tools Firewall Plusのアプリケーション別のセキュリティー設定を確認すると

「高度な設定」に設定されていてブロックにはなっていない。

じゃあ問題なしって事なんだけど.....??

 とりあえずFWService.exeというPC Toolsを終了させてみると、

なんとSeaMonkeyでもYouTubeがちゃんと視聴出来るではありませんか。

この際、PC Tools Firewall PlusでのYouTube問題もググって調べると、

 私みたいにFlash Playerがクラッシュしてしまう報告はないのだけど、

途中でローディングになるという報告が見つかりました。

PC Tools Firewall Plus 7.0.0.111で問題が出ていて、

最新版の7.0.0.123では問題が解決されているという報告です。


よって、ただちに7.0.0.111をアンインストールして7.0.0.123にアップデートしてみるとアラ不思議!

YouTubeの視聴が完璧に直っていました。そして、FWService.exeもPC Tools Firewall Plus

起動しない時はタスクマネージャーのプロセスメニューには表示されないようになりました。

 

という事で、前回までFirefox6であれこれと試行錯誤してきた解決法も、

もしかしたらインストール方法とかプロファイルの問題とかプラグインの問題とかではなく、

ファイアーウォール機能が起因した問題かも知れません。.....otz スンマソ

 

ただ、Firefox3でも4でも5でも発生しなかった問題がFirefox6で発生した

という事がファイアーウォールとどう関係したのか腑に落ちないところではあるのですが......。

今となっては確認のしようもないのだけど、もしかしたらPC Tools Firewall Plusの

アプリケーション設定にFirefox6だけが弾かれていたのかも知れないと想像するばかりです。

もし、先日書いたFirefox6についてのGIMBlogを参照された方がいましたら

今一度お使いのFirewallソフトを確かめてみて下さい。

 

この機会に PC Tools Firewall Plus について私なりの感想を書いておくと、

メモリーが少ないXP環境でも起動に時間が掛かるものの一度起動すれば軽快に動作します。

2GBメモリーのWindows7では動作に何ら問題ないです。

ファイアーウォールフリーソフトでは、COMODO Firewallというのが有名ですが、こちらは英語でPC Toolsより

若干重たいようです。PC Toolsは日本語です。Firewallソフトは、作動した時にポップアップする

ウィンドウに書いている内容を判断しないといけないので英語が堪能でない限り

日本語がベターな選択と思って使っています。

ユーザーインターフェースが私的にはマイナスポイントなのですが機能は優秀です。

Windows 標準のFirewall機能や現在使っているAVGインターネットセキュリティー2011の

ファイアーウォール機能に比べると、しくこいぐらいに水面下で行われている通信を報告してきます。

それはMcAfeeインターネットセキュリティを使っていた時、BitDefenderを使っていた時、

シマンテック・インターネットセキュリティーやカスペルスキーを使っていた時よりも

頻繁にアクセス報告します。ですからPC Tools Firewall Plusはかなり堅牢な

セキュリティーソフトだと感じています。

 

Mac版を作ってくれないかなあ......。


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