PC(Windows7)タスクバーのアイコンサイズを使いやすく小さくカスタマイズする。
私はMacユーザーである。MacユーザーであるからアプリケーションはDockに置いているアイコンをワンクリックして起動するのが常である。
PCも使うようになって久しいがPCではPCのルールがあって、デスクトップに置いているショートカットアイコンをWクリックして起動するのがスマートらしい…………拍手。
或いはソフト毎にキーボードショートカットを登録してキーボードショートカットからソフトを起動するかスタートメニューというブサイクな旗のアイコンを一回クリックしてそこに表示されている文字列からお目当てのソフトを探し出して起動するのがスマートなのだそうだ。……………なるほど。
ところが、PCはこのスタートメニューにお目当てのソフトを隠している場合があり、神隠しに遭遇した時は
「全てのプログラム」という有り難いようで迷惑な........みことばをクリックしてソフトを探す事になる。
…………………という事は、
1.スタートメニューでワンクリック
2.「全てのプログラム」で2クリック
3.お目当てソフトで3クリック
合計3回のクリックをする事でPC様のご機嫌をうかがいソフトを起動して頂く事になる..........素晴らしい。
アイコンをWクリックするにしてもキーボードショートカットを使うにしてもスタートメニューから使うにしても誠にジレッタイ仕組みをPC様は要求するのだ。
「何を言っているのか、無礼者めが!」
「Macなどというハンバーガーの出来そこないをかじっておるからジレッタイと思うのであって
PC教団の信者にそんな事言う者などおらぬわ.....!」
「PC教団でWクリックはデスクワークで鈍った反射神経を鍛える見えざる神事である事を知らぬのかぁ~!.........コノ馬鹿タレめがぁ~~!!」
という有難くも言い訳がましいお言葉が返ってきそうでこわ~い。
しかし、実際にはPC教団もタスクバーなるMacのDock的なインチキ小道具を隠し持っていてチャッカリそこに
ソフトを置いてワンクリック起動する事も出来る仕組みになっている。(やれば出来るじゃないの.......。)
あるまじき事にナンチャッテPC使いの目ざとい私などは最初からこの機能しか使ってなくてソフトはタスクバーから起動するものだと勝手に思い込んでいた。
下の画像がカスタマイズしたPC[Windows7]のデスクトップである。
ココにたどり着くまでに試行錯誤があったのでメモ的に残しておこうと思う。
先ず、タスクバーは下配置をしないのが俺流采配である。(by落合さん拝借。)
MacのDockもそうだが下よりも左右の方が邪魔にならないと感じているのでずっと右か左に配置している。
この縦位置のタスクバーで問題なのがタスクバーに置いているアイコンのサイズである。
Macの場合は下の動画のようにアイコンサイズを好きなように自由に変えられるのだが、
PC教団は勝手な事を許してくれなくて
「教祖様がお作りになられた恐れ多いタスクバー様を勝手に動かしてはならぬ!」
という手厳しいお告げがあり、
「小さいアイコンを使う」というお優しいご加護を賜るかデフォルトのまま「小さいアイコンを使う」というご配慮には目を閉じてじっと我慢するしかなかった。
⇐⇐ しかし大きいアイコンってどれだけ大きいんだよって!
真っ黒ソフトの経典にある「小さいアイコンを使う」を使わせて頂いた状態でも↓↓↓の状態である。
「どこが小さいアイコンなものか……。」という解脱信者のようなセリフを吐くとバチが当たりそうなので
ココは完全禁句にするとしよう。
言葉の概念さえ強制終了させる恐ろしき真っ黒ソフト教団
真っ黒ソフト教団とは恐ろしいもので「小さい」という言葉の概念さえも私から奪い去ってしまった。
タスクバーに並んだアイコンサイズを見て
「これが小さいのだ…小さいのだ………。」「有り難や、アリガタヤ.......。」
という呪文か念仏をもって私の「小さい」概念は歪められて行った。
真っ黒ソフトの「小さい」概念がどれほど大きいものであるかなど巨人の側からは永遠に見えて来ぬ事だろう。
IT巨人の脂ぎったぜい肉を好んで貪り食っては私腹を肥やしてきたIT成金達が裸の王様に気付けなかったように 私もいつしか「大きい」という概念が「小さい」という概念で歪められてしまった気がする。
タスクバーのアイコンは「小さいアイコン」サイズが「小さい」の基準であって
これ以外に「小さい」基準は存在しないという割り切り方が
真っ黒教団の経典を学ぶ上で必須の心得であり、裸の王様を見ないで済む極意なのである。
さて、本題のアイコンの縮小化の行方である。
「小さいアイコン」といういかにも有難い呪文をクリックして享受できる幸せが長く続けばいいのだが、 その幸せはあまりに短い。
上の画像のようにせいぜい12.3個のアイコンスペースが幸せの上限である。
巨万の富を築いた巨人の愛は意外にも小さくて冷たかった......。
さて、どうしたものか。
ここでひとまず挫折を味わわせる事で真っ黒教団は真っ黒なる頂に登れる人選を強いている。
いわば真っ黒修業の精神が試されているのかも知れない.............と思った。
だとしたら、真っ黒な思惑など始めから持たない私などもうお手上げである。
「ゲームオーバーが分かったらサッサとタスクバーから離れるがよい。」
教祖様のインチキな黄色い声が耳元で聞こえた気がした。
小市民たちのそれと同じようにデスクトップにダラダラとWクリックの醜いシミを作って
森のキツツキのごとく机をツツケば私も真っ黒教団の思惑通りにクローンと化すのだろうか。
リンゴの実をかじってしまったその日から私のDeNAにはオ~ッとDNAには、「あきらめ」という言葉は「執念」という意味に変わっている。当然たやすく屈っするわけもなく、左のクラシック表示で対応してきた。
もともとWindows7の飛び道具であるAeroなんていう役に立たない機能など停止している自分である、クラシックの方が見た目もPCらしくていいと思うしPCにMacのような見た目の派手さや美しさは求めていない。地味でカッコ悪いのが真っ黒テイスト、それが俺流のPC起用の仕方である。
クラシックテーマにすると、3~4割増しでアイコンを並べる事が出来る。それだけWindows7のテーマよりも小さいアイコンが使えるのである。クラシックテーマの表示方法をご存じでない方の為に説明しておくと、
デスクトップで右クリック>個人設定>テーマ選択ウィンドウの一番下にある「ベーシックテーマとハイコントラストテーマ」という項目にある「Windowsクラシック」という項目がそれである。
ココでテーマを変更してしのいできたのだが、このクラシックテーマでも限界がある。
Windowsクラシックテーマで17.8個のアイコンを並べる事が可能だが、全部並べるとソフトを起動するとアイコンが神隠しに遭ってしまってタスクバーにスクロールバーが勝手に作られてしまう。
真っ黒ソフトの経典とは実に厳格に出来ていて(??)誠に恐れ多いものである。
神のご意思に逆らおう事をしようものならば即刻神のお怒りを身を持って知る事になるのだ。
..............くわばらくわばら。
ランチャーでアイコンの大きさをごまかすってどういう事?
まあクラシックテーマでもかなりの間しのいできたのでこれでもいいのだけど軽量で使ってきたPCに最近いろいろソフトをインストールしたので間に合わなくなってきた。
というのも、右画像のようにタスクバーに表示させるアイコンは一列でしか表示出来ない。
どんなにタスクバーの幅をドラッグしてもまっ黒神様は「出来ん相談だ。」の一点張りである。
そこで次に考えたのがQuick Launch(クイックランチ)機能である。
この機能の事を知ったのは最近の事なので始めから知っていればわざわざテーマをWindowsクラシックに設定したかどうかは分からない……………。
この方法はQuick Launchの機能というよりもタスクバーのツールバーメニューの新規ツールバーと書いた方が正しいのかも知れない。とりあえずどうしたものかMacのランチャーであるStacksに似たソフトがないか調べていたら下記ページなどが見つかり、PCにも以前はランチャー機能があったという事が判明してその名前がQuick Launchという事が分かった。
MacのStacksみたいな(下の動画)グラフィック系ランチャーではなくテキスト系ランチャーなのだがまっ黒神様も使いやすい方法を知らないわけではなくて、知ってはいるけど隠していたという、いかにもまっ黒神様らしい悪意に満ちた機能の一つだった。
http://freesoft.tvbok.com/tips/win7rc64/quick_launch.html
http://pasofaq.jp/windows/taskbar/7quicklaunch.htm
Mac Stacksのアイコン表示
Mac Stacksのリスト表示
Quick Launch機能とは、そのものズバリ、タスクバーにスタートメニューを持ってくる事が出来る機能で、本来ワンクリックで起動が出来るものをわざわざショートカットのWクリックやスタートメニューに誘導してユーザーにワンクリックでも余分に押させて自社製マウスの購買につなげようとする悪意に満ちたある意味でワンクリック詐欺なのだ...笑
Quick Launchフォルダのディレクトリは
C:\Users\ユーザー名フォルダ\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch である。
ご存知とは思うがAppDataを表示するにはフォルダと検索オプションから隠しフォルダの表示設定をする必要がある。
Quick Launchフォルダのメニューで用が足りる人はココでおしまいとなる。
そこにないアプリケーションメニューも登録したいという場合はアプリケーションのショートカットを作成してそこに格納すればいい。
あるいはWindowsフォルダ内のフォルダは触りたくない。という人はどこでもいいので適当なディレクトリにフォルダを作ってその中にランチャー登録したいアプリケーションのショートカットを詰め込めばいい。
詰め込んだフォルダをタスクバー右クリック>ツールバー>新規ツールバーで表示される
「新規ツールバー-フォルダの選択」ダイアログでフォルダー名の欄にフォルダまでのパスを入力すればいい。
ちなみにパスを調べるのはランチャー対象フォルダを表示してアドレスバーで右クリック>コピーするかアドレスバーの空白部分をクリックしてパスを表示してからコピーする。
タスクバーに新規でツールバーが出来るとあとは表示を「小さいアイコン」に設定してタスクバーをドラッグして2列に設定するだけである。
なな、なんと2列表示が出来てしまった。
タスクバーの幅がもっと広くてもいいという変わった方もおられる事を想定しているのだろう、
幅を広げて3列表示4列表示5列表示6.7.8.9…………
ついには全てのアイコンを一行に納めて画面がタスクバーで覆い尽くす見事な設定まで
心配りをされていて頭の下がる思いがする。
いやいやそん使い方する奴いないだろう...........などという一方的な見方は野暮だ。
まっ黒神様の想定されている事に間違いなどあろうはずはない。
裸の王様などと言わせるものか!という狂信的信者様たちの多くが必ずや今宵も覆い尽くしたタスクバーの隙間から僅かな窓越しにPCを快適??に使っているのだ。
まあMacであればランチャーStacksかパラメーターで縮小化したDockのアイコンから快適に起動させているアプリケーションをPCユーザーはストイックにもWクリックで開いている事を思えばタスクバーが2列で使える幸せを有難き神のご加護と思わねばならないと思うのである。
これでめでたく下の動画のようなワンクリックで起動するランチャーが出来上がる。
まあランチャーでも隠しているアプリケーションがあるので100%ワンクリックというわけではないが、これならワンクリック詐欺などといわれのない事を言われずに済むはずである。
めでたしめでたし。で今のところなんちゃってPCユーザーはこんな使い方をしている。