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■■ おマカーの部屋 ■■
一昔前にマカーという言葉が使われていた。その対義語が、DOS-er(ドザー)とか、Winner(ウィナー)
と言えば、Mac-er(Macな人)という事は想像できると思う。
当然だが....M-acer(ドMなacerパソコンユーザーという意味ではない。若干Sなacerユーザーではあるのだが...。)
自分は、基本Macユーザーではあるけど、マカーではない。というか、スチーブ・成仏は人間的に大嫌いである。
成仏とアドベが世間のデザインの質を劣化させた事は言うまでもなく、誰でもデザインが出来るようになった分、
劣悪なデザインが何のフィルターも通さずノーガードで目に飛び込んで来る物騒な世の中になってしまった......。
ピル・ゲイx2と同レベルで嫌いだ。しかし、機械屋としての成仏は評価している。
ま、それはいいとして、ココのところWindows環境に入り浸っていた私が、久々にMacに戻ってMacの整理をして
改めてMacのお手軽さに感動したので、分かり易く「おマカーの部屋」という極端な偏見ページを用意した。
まぁ~簡単にいうと、Macの簡単便利な機能について、或は、やっぱこの機能は外せないね。とか、
Macユーザーさん限定の備忘録的メモを残しておいた方がいいかな?と思った事を書いておきます。
そんなページです。
◆ ディスクユーティリティー(バックアップと復元)系 備忘録
■■ Macでのバックアップ・復元について
Macには、言わずと知れたTimeMachineがある。タイムマシーン1つでシステムからユーザーデータまで全て
バックアップしてくれる。しかも、OS起動状態で再起動する事も無く過去のバックアップファイルを取って来たり、アプリケーションを過去の状態に戻す事が出来る。(システム全体の場合は再起動要)
そんなの当たりめぇ~ジャンって思っていたMacユーザーが、PCを使い始めると奈落の底に突き落される事になる。Windowsさんは、システムとユーザーデータを別々に分けてバックアップしなければならない。
しかも、その復元もTimeMachineのようにスマートというわけには行かない。
そんなものだからバックアップソフトが商売として成り立っていて、私もAcronis True imageを使っている。
PC環境では、Acronis True imageのお蔭で大助かりしているが、Mac の場合、TimeMachineがあるから思い悩む事
がなかった。いわゆる死角の部分だったのがシステムのバックアップと復元。
今回、古いMacを整理していて、気づいた事
- MacってTimeMachine以外にもバックアップと復元機能があった事。(ディスクユーティリティー)
ディスクユーティリティーを使った復元解説は、ネットに複数あります。ググって下さい。
復元の元になるボリュームと復元先ボリュームを選択するだけの超~簡単バックアップ&復元です。
PC環境のように、バックアップ工程と復元工程という2段階ではなく、デュアルブート・
外付けHDD起動している方は、コピペのように1度で復元出来ます。
- Bombich Software に Carbon Copy Cloner というこれまた超~お手軽バックアップソフトがあった。
有償ソフトだけど、OS X 10.4 Tiger / 10.5 Leopard 環境の場合、無償提供してくれていました。
下リンクページ一番下にDLリンクがあります。(2016年7月現在)
Bombich Software Carbon Copy Cloner v3.4.7
■■ ディスクユーティリティーでのバックアップと復元には、ルールがあるみたい。
● 内臓HDDから外付けHDDへのバックアップ復元は、すんなり行きます。
● 外付けHDDから内臓HDDへのバックアップ復元はアクセス権の問題で失敗する事があります。
(おそらくインストールディスクのディスクユーティリティーからだと問題ないと思います。)
● 上記、外付けHDDから内臓HDDへの※1クローニング作成時の失敗問題は、外付けHDDにクリーンインストール
した Mac OS を、起動ディスクとして使ってる場合の現象で、内臓HDDから外付けHDDへのバックアップ復元
してインストールしたMac OSだと成功するようです。
Macは、外付けHDD起動も内臓HDDをパーティション分割してる場合のデュアルブート(同じバージョンだけど)
も出来るので助かりますね。
※1. クローニング:ココで使うクローニング定義は、セクタ単位のHDDやボリュームの丸ごとクローニングではありません。
システムとユーザーデータだけ丸ごと移動するクローンを意味します。
ですから、ボリューム(Windows用語的にはドライブ)が100GBあり、使用領域が30GBだったら、50GBのHDDに復元すると、
元と同じ30GBのシステムとユーザーデータ分が作成されます。50GB容量自体は変わりません。Windows環境のクローニングに
おいては、復元先が復元もとより大きくないといけない決まりがありますがMacのディスクユーティリティーとこの後に書く
Carbon Copy Cloner にその縛りはありません。小さなボリュームにも作成可能です。(セクタ単利で指定すると話は別)
今回は、外付けHDDにクリーンインストールした Leopard を起動ディスクとして使っている
状態でのバックアップ&復元作成だったので失敗したようです。(下画像)
このような場合、Carbon Copy Cloner というソフトがいい仕事してくれました。
アクセス権問題も関係なくすんなりクローン作成してくれます。(25GBのクローニングに30分)
現在提供してくれているバージョン:3.4.7 は、英語環境です。ローカライズファイルがありません。
ネット上には、v3.3.4 までが日本語化対応出来ているとの事ですが、入手出来ません。
古い Carbon Copy Cloner v3.0.1 の日本語ローカライズファイルを使ってみるとなんとか日本語化成功。
(Mac Fun 2008年1月号付属のCD-ROM)
日本語ローカライズファイルを下記DLページに置いておきます。(私のOneDriveです。)
Zipファイルの中の、Japanese.lproj フォルダを下記ディレクトリに入れてCCCを起動すればいいだけです。
アプリケーションフォルダ内のCarbon Copy Cloner.app を右クリックして【パッケージの内容を表示】
Contents/Resources/の中に入れるだけ
起動するといきなりローカライズされています。ネット上には、日本語環境では、問題
がある旨の情報もあります。実行は英語環境で行うとしても、UI各ボタンの意味を確認
するのに有効かと思います。(3.4.7独自機能の日本語化は無理)
OneDrive に置いてる Carbon Copy Cloner v3.0.1のローカライズ日本語化ファイル&フォルダ
外付けHDD内の現在の起動ボリュームにあるMac OSで、
外付けHDD ⇒ Mac内臓HDD
にバックアップ復元している際に表示された復元失敗した時のアクセス権問題を知らせるダイアログ